オス・メス端子 とは

コネクタは2つのケーブルをつなぎ合わせるために使われる電子部品です。

このつなぎ合わせる際に、一般的には片方が凸、もう片方が凹の形状となって嵌め合わせて使用されます。
この場合の凸側をオス(雄, male)、凹側をメス(雌, female)と呼びます。

通常メス端子側がばね構造を取っており、オス端子がメス端子に挿入されるとメス端子がオス端子に押し付けられ接触し、電気的な導通が取られます。

一方で近年では、オスメスから凹凸を表現する言い回しを避け、誰からも歓迎されるような用語を推奨する動きがあります。
(包括的言語、インクルーシブ・ランゲージ、inclusive language)

そのため、オス端子はプラグ(plug)、メス端子はジャック(jack)などと表現されることが増えています。

弊社カタログでも、プラグ/ジャックの表現を使用しています。

ただし、元々の意味としては固定側をジャック、可動側をプラグと定義していました。
そのため、メーカー・商社によってはオス端子=プラグ、メス端子=ジャック ではない場合があることに注意が必要です。

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監修者

1990年~車載アンテナメーカーである株式会社ヨコオに入社。衛星通信機器の電気設計及びセラミックアンテナ及びフィルターの設計に従事し、その後車載通信機器事業部の電気設計管理職となり主に車載アンテナの開発を遂行。2018年~高周波コネクタ製品のトップシェアメーカーであるローゼンバーガーの日本法人であるローゼンバーガー・オートモーティブ・ジャパン合同会社に転職し、車載通信機器の開発で培った知識を生かし、マネージャーとして各OEM及びTier1へ製品の市場導入サポートを行っています。

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