【プレスリリース】車載カメラ向けモジュール型ソリューション

革新的なコネクタシステムが、運転者支援システムおよび自動運転向けに信頼性の高い高周波伝送を可能にします。

ローゼンバーガーは、新しいモジュール型カメラ接続ソリューションを発表いたしました。
先進運転支援システム(ADAS)、運転者モニタリング、および自動運転といった車載アプリケーション向けに特別に設計されており、これらのソリューションは、高いデータ伝送速度、柔軟な統合オプション、および優れたEMCシールドを提供します。

高性能同軸インターフェース

ローゼンバーガーの新しいコネクタソリューションは、FAKRAHFM®、およびRMC®の同軸インターフェースに基づいており、これらはDCから12 GHzまでの周波数範囲をカバーします。

技術的要件に応じて、公差吸収(フローティング構造)あり、またはなしの選択が可能です。X、Y、Z方向で最大0.5 mm最大傾斜角1.5°まで対応可能となります。

DirectLinkピッグテール – 内装アプリケーション向け省スペース型ワイヤ・ツー・ボードソリューション

ローゼンバーガーがカスタマイズした「DirectLink」ピッグテールまたはワイヤ・ツー・ボードソリューションは、バックミラーの裏側やヘッドライナーなど、狭いスペースに設置される運転者モニタリングシステムにおいて特に効果的です。

コンパクトな設計により、信号品質や電磁両立性(EMC)を損なうことなく、省スペースな統合を可能にします。

視線行動の分析や疲労の検出のための複雑な車載内装カメラシステムであっても、インターフェースは高い伝送信頼性をもってシームレスに実装することができます。

多用途なアプリケーションと信頼性の高い性能

これらのコネクタソリューションは、先進運転支援システム(ADAS)、後退支援、カメラベースのサイドミラー、および内装アプリケーションを含む、幅広い車両システムでの使用を目的として設計されています。

堅牢な設計実証済みのEMCシールド、および高度な生産自動化のおかげで、これらは自動車業界における量産向けに、技術的に信頼性が高く、費用対効果が高い製品となっています。

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監修者

1990年~車載アンテナメーカーである株式会社ヨコオに入社。衛星通信機器の電気設計及びセラミックアンテナ及びフィルターの設計に従事し、その後車載通信機器事業部の電気設計管理職となり主に車載アンテナの開発を遂行。2018年~高周波コネクタ製品のトップシェアメーカーであるローゼンバーガーの日本法人であるローゼンバーガー・オートモーティブ・ジャパン合同会社に転職し、車載通信機器の開発で培った知識を生かし、マネージャーとして各OEM及びTier1へ製品の市場導入サポートを行っています。