用語集– category –
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CPA(Connector Position Assurance)とは?役割と仕組みを解説
CPA(Connector Position Assurance)とは、コネクタの嵌合状態を保証する補助ロック機構です。 車載コネクタにおいて、コネクタ同士が確実に接続されていることを確認し、不完全な嵌合による接触不良や端子の抜けを防ぐ役割を持ちます。 CPAは、セカンダ... -
ワイヤーハーネスとは
ワイヤーハーネスとは、電線やケーブルを効率的に束ねて整理し、電気信号や電力を特定の機器や装置に伝送するための部品や配線システムを指します。 電線を保護し、接続性や安全性を高める役割を果たします。主に自動車、家電製品、航空宇宙、産業機械など... -
PCBコネクタ(Printed Circuit Board)とは
PCB(Printed Circuit Board)コネクタとは、プリント基板(PCB)と電線を接続するためのコネクタであり、基板上の電子回路と外部のワイヤーハーネスやデバイスとの接続を行うためのコネクタ です。 基板コネクタやボードコネクタとも呼ばれ、電源供給や信... -
SMBコネクタ(SubMiniature B Connector)とは
SMBコネクタは、SMAコネクタと同様に小型ですが、プッシュオン方式の結合を特徴とする高周波同軸コネクタです。 小型の高周波同軸コネクタとしては他に、SMA、SMPなどがあります。 特性インピーダンス:50Ω 周波数帯域:最大4GHz 用途:通信機器、測定機器... -
中継コネクタ(Wire to Wire Connector)とは
中継コネクタ(Wire to Wire Connector)とは、電線同士を接続するためのコネクタであり、ワイヤーハーネスの途中で信号や電力を中継する役割を担います。 電線同士の接続を容易にするだけでなく、分岐や延長、変換、メンテナンスのしやすさなどの利点があ... -
SMPコネクタ(SubMiniature Push-on Connector)とは
SMPコネクタは、SMAやSMBよりも径・嵌合長ともさらに小型で、プッシュオン方式を採用した高周波同軸コネクタです。またより高周波帯域まで対応できるコネクタです。 特性インピーダンス:50Ω 周波数帯域:最大40GHz 用途:通信機器、測定機器、航空宇宙、5... -
SMAコネクタ(SubMiniature A Connector)とは
SMAコネクタは、ねじ込み式のロッキングメカニズムを採用した小型の高周波同軸コネクタです。 小型の高周波同軸コネクタとしては他に、SMB、SMPなどがあります。 特性インピーダンス:50Ω 周波数帯域:最大18GHz 用途:高周波通信、無線通信機器、測定機器... -
リターンロス(Return loss)とは
リターンロス(Return Loss)とは リターンロス(Return Loss)とは、入力した信号が伝送路(ケーブルやコネクタ、PCBパターンなど)を通過する際に、反射される比率を示す指標で、反射損失やR/L(Return Loss)とも呼ばれます。 単位はデシベル(dB)で表... -
接触抵抗(Contact resistance)
接触抵抗(Insulation Resistance, IR)とは 接触抵抗(Contact resistance)とは、2つの導電体が接触する際に、その接触点で発生する電気抵抗のことです。 単位はオーム(Ω)で表され、一般的に数ミリオーム(mΩ)程度の低い値で管理されます。 接触抵抗... -
定格電圧(Rated Voltage)
定格電圧とは 電気機器や電子部品が安全かつ正常に動作するように設定された電圧値のことを示します。 定格電圧を超えた場合、回路の絶縁破壊や部品の損傷が発生する可能性があり、機器の故障や火災の原因となることがあります。 そのため、製品ごとに適切... -
防水コネクタとは
防水コネクタとは、接点部への水や湿気を防ぐ構造を持ったコネクタです。 特に、屋外や湿度が高い環境で使用される機器や装置へ要求されます。 防水性能は、機器・装置と同様にIPコードとして既定され、IP67やIPX6Kなどと表記されます。 IPコードは国際規... -
定格電流(Rated Current)
定格電流とは 電気機器や電子部品が安全に動作できる最大の電流値のことを指します。 定格電流を超えて使用すると、電気抵抗による発熱が発生し、部品の寿命を縮めたり、 最悪の場合は火災の原因となったりする可能性があります。 そのため、設計段階で部...