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多極コネクタとは?車載用設計で押さえるべき基礎知識と選定の実務ポイント
車載通信の高速化・多様化に伴い、コネクタに求められる要件も大きく変化しています。 従来は単一信号や電源の伝送に特化した単極コネクタが中心でしたが、最近では複数の信号線や電源を一体化して扱える「多極コネクタ(multi-pole connector)」が主流に... -
UTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブルとは?
UTP(Unshielded Twisted Pair)は、シールドを持たない2芯のツイストペア線です。 ツイスト(より合わせ)構造により、差動信号が外来ノイズを打ち消し合うことで、一定のEMC性能を確保しています。 ISO 19642(車載ケーブル規格)でもシールドの有無を問... -
STP(Shielded Twisted Pair)ケーブルとは?
STP(Shielded Twisted Pair)は、シールド(導電性フォイルや編組)を持った2芯のツイストペア線です。 ツイスト構造が本来もつ外来ノイズキャンセル効果に加え、シールドが電磁波を遮へいするため、10 Gbps級までの高速差動信号でも厳しい車載 EMC 規制... -
ディファレンシャルモード(Differential Mode)とは?
ディファレンシャルモード(Differential Mode)とは、2本の信号線に逆位相の電圧信号を流し、その差分で情報を伝送する状態や動作モードを指します。これは、車載カメラシステムやADAS、イーサネット(100BASE-T1 / 1000BASE-T1)など、ノイズに強い通信... -
コモンモードノイズ(Common Mode Noise)とは?
「コモンモード」とは、2本の信号線に同じ向き・同じ電圧で現れる共通成分のことです。自動車のECUやセンサなどの高速通信では、+と−の差で情報を伝える差動信号が使われています。この差動伝送では、共通の成分(=コモンモード)は本来信号として無視さ... -
ビットレートとは?
ビットレート(Bit Rate)は、デジタル通信において1秒間に伝送されるデータ量を示す指標で、通常は【bps(bits per second)】で表されます。 車載ネットワークでは、カメラ映像、センサー情報、インフォテインメントデータなど、多様なデータがリアルタ... -
SerDes(Serializer/Deserializer)とは
SerDes(Serializer/Deserializer)は、高速データ伝送を効率的に行うための技術で、複数の並列データ(パラレル通信)を1本のシリアル通信に変換(シリアライズ)し、受信側で元の並列データに復元(デシリアライズ)する仕組みです。これにより、配線の... -
ASA (Automotive SerDes Alliance)Motion Link(ASA-ML)とは
ASA Motion Link(ASA-ML)は、次世代車載通信に対応した新しいSerDes規格です。自動車向け高速伝送のために設計されたSerDes(Serializer / Deserializer)規格で、ASA(Automotive SerDes Alliance)によって策定されています。 ASA(Automotive SerDes ...
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